■ 表面波速度データ ■
○このデータは、軟弱地盤地域のデータであり、何十年もの間、宅地の庭として使用していた土地のデータである。
○庭木の撤去等により地盤表層部は緩み、表面波の伝播速度は遅い。
○地表より約1mは盛土のはずであるが、盛土と下部地盤との境界が際だっていない。1測点のデータではわかりにくいが、複数のデータを比較することにより、判定する。 |
■ 表面波速度データ ■
○このデータは、表層地盤改良後の土地のデータである。データに大きな変化が見られる部分に改良土層と下部地盤との境界がある。
○改良工事後のデータの場合、改良地盤の下端付近は工事の影響で土が乱されている場合が多く、厳密な境界は判定できないが、ここでは、地表より約1mまでの区間が改良地盤であると判定できる。 |
■ 推定断面図 ■
○推定断面図では基礎敷設深度における地耐力を確認することができます。
○一般的には50kN/u以上であれば特に問題はありません。
○基礎根入れ深度において、十分な地耐力が確認できない場合であっても、根入れ深さなどを少々深くするなどの工夫により、直接基礎にて施工可能な深度がわかります。 |